マジックマウス(Magic Mouse)の接続が切れる件について、よりくわしく書いてみます。
以前より「マジックマウス 接続」や「マジックマウス 接続が切れる」と言うキーワードでこのブログにくる方が多かったのですが、現在は減少した感もあります。
発売当時と比べ性能が安定したのでしょうか?もともと接続の切断という状態にあまりなっていない私ですし、新たに買い足してもいないので実感は皆無ですが…。しかし、0でない事も事実で、現在でもお困りの方がいるっしゃるかと思います。
この記事では調べた範囲での事柄を掲載していますので、どうぞご覧下さい。
接続が切れるタイミング
接続が切れるいくつかあるようです。
- 使用中にいきなり切れる
- 起動/再起同時に切れる
等が主でしょうか。
個人的に経験しているのは、再起動時の接続切れだけです。
この場合、本体(iMac)がマウスを認識せずにエラーになります。
使用中の方は経験がありませんので詳しくはわかりませんが、切れては繋がりということもあるようです。
起動や再起動時のマジックマウスの接続切れ
起動時や再起動時にマジックマウスの接続が切れる場合は、自分なりの対処法があります。
以前の記事でも書きましたが、ともかく普通のマウスを付けて通常のデスクトップを表示させ、
- Bluetooth デバイスの項目(マウスの設定でも同じ)で再接続試みる
- だめなら、一度シャットダウン。その後マウスの電源をオンにしてから、PCを起動させる
のどちらかの方法で接続が回復します。
2番目の起動で回復させる方法が、今のところかなりの高確率で接続が回復しています。
これでもダメな場合は、電池を交換するのも1つの方法です。
接続が切れる原因
さて、使用中に接続が切れる方ですが、自分で試してない以上対処としては特にこれがおすすめ!とはいえません。
そこで、アップルのサポートページを見て役に立ちそうなところを探してきました。
以下はアップルのサポートページからの引用です。
尚、項目名は「AirMac and Bluetooth:通信を妨げる要因について」です。
ワイヤレス機器およびワイヤレスネットワークへの干渉を引き起こすもの
干渉の要因となるものを遠くに置くことで、問題発生の可能性を低くすることができます。以下のものは、ワイヤレス通信への干渉を引き起こす可能性があります。
* 電子レンジ:使用中の電子レンジの近くにコンピュータ、Bluetooth ワイレスデバイス、または AirMac ベースステーションを置くと、干渉が生じることがあります。
* DSS (Direct Satellite Service) での無線周波数の漏出:ある種の衛星用アンテナに付属するオリジナルの同軸ケーブルが干渉を引き起こす場合があります。無線周波数の漏出の恐れがある場合は、新しいケーブルを入手してください。
* 電線、鉄道架線、発電所 などの電気設備。
* 2.4 GHz または 5 GHz を利用する電話機:この通信周波数帯で動作するコードレス電話が、ワイヤレス機器またはワイヤレスネットワークの利用時に干渉を引き起こす場合があります。
* 金属製の物品:可能な場合は、金属製の物品を移動させるか、コンピュータ、ワイヤレス機器、またはワイヤレスアクセスポイントの配置を変えて、コンピュータとワイヤレス機器/ワイヤレスアクセスポイントとの間に、干渉の要因となり得る金属製の物品がない状態にします。
* 2.4 GHz または 5 GHz 帯域で動作するビデオ送信機 (送信機/受信機)。
* 2.4 GHz または 5 GHz 帯域で動作するワイヤレススピーカー。
* 特定の外部モニタおよび LCD ディスプレイ:ディスプレイには、特にチャンネル 11 ~ 14 の 2.4 GHz 帯域で高調波を放出して干渉を引き起こすものがあります。この干渉は、ディスプレイを閉じ、外部モニタを接続してコンピュータをお使いの場合、最もひどくなります。アクセスポイントを 5 GHz またはより低い 2.4 GHz のチャンネルを使うように変更します。
* 2.4 GHz または 5 GHz 帯域で動作するその他の「ワイヤレス」機器 (電子レンジ、カメラ、赤ちゃんモニタなど)。注意:デバイスによっては、2.4 GHz または 5 GHz 帯域で動作することが明確に記載されていない場合があります。操作マニュアルに、デバイスが利用する周波数が記載されているはずです。これらは「デュアルバンド」または「ワイヤレス」デバイスなどと呼ばれることがあります。
家庭用品やオフィス用品がワイヤレス通信に与える影響
今いる場所や周囲にある物がワイヤレスネットワークの性能または Bluetooth ワイヤレスデバイスに影響を与える可能性があります。次の表は、身近に存在するものが干渉を引き起こす可能性をまとめています。
障壁の種類 干渉の可能性 木材 低 土壁 低 合成生地 低 ガラス 低 水 中 煉瓦 中 大理石 中 壁紙 高 コンクリート 高 防弾ガラス 高 金属 非常に高い
こうして見ると、干渉を与える物はかなり多いようですね。
もともとワイヤレスという仕組み自体電子機器の干渉を受けやすい物ですが、このマジックマウスも例外では無いはずです。
であれば、身の回りに原因がある可能性も無視できませんね。
引用してきた場所には続きが有ります。
以下は、ほかのワイヤレス機器からの干渉の影響を軽減する方法だそうです。
引き続き引用元はAirMac and Bluetooth:通信を妨げる要因について」です。
ほかのワイヤレス機器からの干渉の影響を軽減する方法
お使いのワイヤレスネットワークと Bluetooth ワイヤレスデバイス間の干渉を最小限に抑えるには、以下を試してください。
1. ワイヤレスネットワーク上のチャンネルを変更します。AirMac ベースステーションの場合は、ベースステーションをリセットします。AirMac ベースステーションは、起動時にもっとも干渉の少ない 2.4 および 5 GHz チャンネルを利用しようと試みます。
2. 5 GHz ワイヤレスネットワークに接続します (可能な場合)。
3. コンピュータに接続されているかエリア内で動作している有効な Bluetooth ワイヤレスデバイスの数を最小にします。ほかのワイヤレス機器からの干渉によりワイヤレスネットワークで最適なパフォーマンスが得られない場合、別のチャンネルに変更することで干渉の影響を軽減できる場合があります。パフォーマンスの低下は、AirMac メニューバーにおける信号強度の低下、インターネット接続の低速化、ワイヤレスコンピュータ間のファイル転送の低速化といった現象となって現れます。まず AirMac ベースステーションをリセットします。AirMac ベースステーションは、起動時にもっとも干渉の少ない 2.4 および 5 GHz チャンネルを利用しようと試みます。
結局のところ、以下に混線を避けるかと言う問題になりそうですね。
身の回りにワイヤレス製品が増えれば増える程、この問題は大きくなりそうです。
場合によっては、不必要な製品を切る必要があるかも・・・。
もちろん、他の機器が大丈夫でマジックマウスのみが不調と言う場合も考えられます。
機器ごとの通信強度に違いが有りますので、どれを切ればどれが使えるのかは簡単にはわからないでしょう。
本当に干渉による通信障害が問題である場合には、その改善にかなりの労力が必要となってしまいます。
その他の問題点など
snow reparad(スノーレパード/雪豹)はいろいろと不具合が多いと聞きます。
現在では改善も見られている(はず)でしょうし、状況は変わっているかもしれません。
今まで使えた物が使えなくなると言う事が多いようで、互換性の問題が大きいといえます。
ちなみに、私はそういう不具合レビューが多かったのでsnow reparadの購入をやめました。
もっと落ち着いてからのほうが安全そうだったので。
現在では買っておけばよかったと公開しています。Lionが出てくる前に確保しておけばいろいろと都合がよかったのになと思っているので。
結び
マジックマウスはクセはありますが良い機器だと思っています。
ですから、せっかく購入したのであればぜひとも使って頂きたいです。
接続不良で大変な方が、何らかの方法で改善して頂ければ私も嬉しい限りですので、回復を願っています。
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