写真撮影関連記事一覧
このページでは今まで書いた写真撮影に関連する記事をまとめています。
必要に迫られて機材を揃えたり撮影方法を勉強していますので、全体的に見て得手不得手がデコボコです。また、写真だけで食べているプロカメラマンでもありません。ここでご紹介する事柄は「これが正解」というものではない点をお間違えのないように。
撮影機材
主に私が所持している撮影に関する機材の記事です。機材の説明ではありますが、それぞれの使い方の説明に主眼を置いていますので、機材自体の説明は薄めです。
「この機材をどう使えるか」は分かりやすいかもしれません。
- 露出計として使える「L-308S (FLASHMATE) 」:撮影機材紹介
- ディフューザーにしてレフ板「ライトディスク」:撮影機材紹介
- 携帯性と応用力に優れた照明「スピードライトSB-700」:撮影機材紹介
- ロケ先の環境光に負けない便利な照明「TWINKLE 02 III」:撮影機材紹介
- 水平器とケーブルレリーズ:撮影機材紹介
- 内観写真に必須のレンズ「AT-X 124 PRO DX II 12-24mm F4」:撮影機材紹介
- 屋外室内万能レンズ「AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G」:撮影機材紹介
- 物撮りの主力レンズ「AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED」:撮影機材紹介
撮影方法
撮影機材をつかってどう撮れるかをテストした記事です。作例写真を載せている記事も多数あります。
「どうずればどういう写真がとれるのか」をご覧いただけます。ただし、これがセオリーというこでもありませんので悪しからず。
- 撮影におけるホワイトバランスの難しさ
- どこまで撮影機材を用意するべきなのか?&SB-700テスト撮影
- 卵を新鮮に撮れるかテスト撮影。
- スープやパンを美味しく撮れるか実践テスト撮影。
- モノブロックとスピードライトの2灯ライティングのテスト撮影。
- モノブロック1灯ライティングのテスト撮影。
- お手軽価格のコンデジでのブツ撮りのコツ
その他
撮影に関するその他のことを書いています。
撮影についての雑記
このページをご覧いただいているということは、撮影機材や撮影方法情報を求めておられる方かと思います。
何を買えばよいか。どう撮ればよいか。
迷うことは多いかと思いますが、重要なのは「何をどう撮りたいか」ということをできるだけ具体的に考えることです。
何をどう撮るのか考える
カメラのシャッターを押せば写真自体は簡単に撮れます。特に今のデジタル一眼カメラは高性能ですから、多少の手ブレはカメラ側で補正してくれますし、その昨日は精度のよいピント調整やホワイトバランスなど盛り沢山。シャッターを押す、ただそれだけでうまく撮れてしまいます。
ですが、例えば商品撮影のように何かしらの目的をもって撮影しだすと、今のカメラやレンズだけでは対応できないことに気付くはずです。
この時に「求める写真」と「今の写真」のギャップを知り、どう撮ればよいのかを考えることが重要です。そしてその問題をスキルで解決できない時に、解決できる機材を探して購入すれば良いのです。
例えば。
- 暗い室内で手ブレが酷いなら三脚が必要
- 被写体がファインダーに収まらないならレンズが必要
- 動く被写体がぶれるなら照明が必要
- いつも写真が傾くなら水準器が必要
この程度の当たり前の考え方でよいと思います。大切なのは何を買ってどうするかではなく、どう撮るために何を買うかです。
どう撮りたいかが決まっていれば、それほど迷うことはありません。カメラの機種と予算でほとんど絞り込めてしまいますから。撮りたい写真がとれるなら、入門機材でもなんの問題もありません。
安易に機材を自作しない方がよい
私のようにロケ撮影が基本の場合はですが、webや本の情報を見ながら安易に機材を自作することは避けた方がよいと思っています。
「〇〇円でできる照明」「〇〇円の機材などいりません」などの情報は役に立たない訳ではありませんが、大抵専用の機材にかないません。どう撮りたいのかが決まっている状態であるならば、こういった自作機材をメインに使う段階は過ぎていると思ってよいでしょう。
なぜなら、専用機材の信頼性が必要だからです。詳細な設定や常に同じ状態で使用できる安定性、統一規格による汎用的な接続部など、専用機材には様々なメリットがあります。
このメリットが分かるのは、ある程度撮れるようになってからかもしれません。時々うまく撮れる状態で満足している状態ではなかなか実感し難いものですから。
自作機材の多くは耐久性や携帯性に欠け、その場しのぎになりやすい傾向もあります。専用の機材がそれなりの値段で売られているのには訳があるのですから、その辺りを考えるとお分かりいただけると思います。
自作機材をうまく使うにも写真撮影自体のスキルや経験が必要な訳で、最初から値段だけでそれらを選ぶのはあまりおすすめできません。
安易な撮影方法に捕われない
「おいしい料理写真の撮り方」として、特にwebで公開されている情報を見る際は注意した方がよいです。
一番分かりやすいのは、「料理の写真はアップにすればおいしく見える」でしょうか。この言葉だけを見て覚え、アップの写真を量産するようでは先に進めません。
なぜアップの写真がよいのかを考え、その要素を理解しない限り小手先の技術に過ぎないからです。アップがおいしくみえる条件などではありませんから。
この場合、その答えは光沢や色や形などの素材感であったり、被写体の置かれた空間だったり、レンズの性能だったりいくつも考えれます。これら全てを取り入れる必要はなく、これならおいしく見えるという一点に注力することが効果的です。
盛り沢山でおいしく見せられるとは限りませんし、仮にそれがおいしさの条件であったとしても非常に高度なスキルや機材が必要になります。多くの要素を惹きたたせておいしい写真を撮れるならば、それはもうプロのカメラマンです。
基本はスキル
何はともあれ撮影の基本はスキルだと思います。機材は道具でしかなく、使いこなすにはスキルが必要ですから。
スキルがあってはじめて道具も存分に活かせます。
案外、よりよい撮影の障害になっているのは撮影者自身ともいえます。願わくば、道具を存分に使い、被写体の魅力を引き出す仲介者でありたいものです。
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