GA4のメモ

Google Analitycs 4をユニバーサルタグと併用で導入した際のメモ。まだ確認いろいろ確認中。

前提

  • タグマネージャーを使用してGAで計測中のサイトが対象
  • すでにあるユニバーサルタグのプロパティは残す
  • GA4のプロパティを追加する

名称やUIがころころ変わる気がするので後日見ても適宜読み変えが必要になる気はしますが、一応上記の前提でのメモとして。基本的なヘルプは以下。

GA4を追加する

上記ページの「すでにユニバーサルアナリティクスを導入しているサイトにGA4を追加する場合」が該当します。ヘルプではどこに説明があるのかわかりませんでした。新規なら以下のページになるかと思います。

ただ、前出のページに書かれている「GA4 へのアップグレード」のボタンかリンクかがまず見えません。11月(この記事作成時の前月)の記事ですがもう変わったんですかね…。2020.12時点では以下のような流れでした。

ただしこの方法は間違っているのかもしれませんので他の方は参考にしない方がよいかもしれません。

  1. GAで目的のサイトの「管理(左下歯車アイコンをクリック)」に移動してプロパティまで移動
  2. 最上部にある「GA4 Setup Assistant」をクリック
  3. 「I want to create a new Google Analytics 4 property 」の下の「ようこそ」をクリック
  4. ポップアップで説明が出るので、下部の「プロパティを作成」をクリック
  5. Google Analytics 4 Property Setup Assistantの画面に移行するが、うまくいっていればこのタイトル右に「接続済み」と表示される
  6. 青いボタンの「GA4プロパティを確認」をクリックし、作成されたGA4用のプロパティが別窓で開く
  7. 「タグの設定」の右端にある右向き矢印をクリック
  8. 「データストリーム」の画面に移動するので、表示されているサイト名をクリック
  9. 「ウェブ ストリームの詳細」の画面に移動するので、右上の「測定 ID」をメモる
  10. ブラウザで別画面を立ち上げてタグマネージャーの管理画面を開き、GA4を追加したいコンテナをクリック
  11. 「タグ」を選んで「新規」ボタンをクリック
  12. 「タグの設定」は「GA4設定」を選び、先ほどの「測定 ID」を入力
  13. 「トリガー」は「All Pages」のみでもOK
  14. 保存して公開

補足

6の「ウェブ ストリームの詳細」の「測定機能の強化」のところで、すでに6つのトリガーが「計測中」になっていますが、恐らくgtags.jsを使う場合のものなのでタグマネとは別ではと思われます。つまりタグマネでタグを追加してトリガーも別で設定しないと計測されません。

ただしここで登録されているトリガーしかタグマネで設定できないというような関連性はあるのかもしれません。GAの「検索機能の強化」を丸ごと無効化(右端の青いトグルをクリック)しようとすると以下のような警告が出るためです。

測定機能の強化を無効にしますか?
測定機能の強化を無効にすると、プロパティは標準のページビューになり、現在の設定がすべて失われます。

いまいち「GA4で設定した状態をタグマネージャーで反映している」のか、「GA4の設定自体もタグマネージャーで行って反映している」のか理解できていません。単に出力されるタグだけの話ならGA4側での設定は無視できますが、GA4側の設定に合わせてタグを出力しなければならいということならむしできませんし。

このへんもう少し勉強したいと思います。

内部トラフィックの除外

上記で内部トラフィック、つまり自分のIPアドレスからのアクセスを除外できます。GAの方でも確認できますが、GA4ではユニバーサルタグの時のフィルターが使えません。そのため上記のデータストリームで内部トラフィックの定義を使います。

一つづつ追加できますが、正規表現がつかえるのでフィルターに使っていた記述をそのまま持ってきて複数のIPアドレスに対応させるのが簡単かと思います。正規表現入力時は、特に何も設定する箇所はないので入力欄に書くだけでOKです。

内部トラフィックの除外の確認方法

GA4用ということではなさそうですが、上記ページの「フィルタの影響を確認する」の項目で確認方法がわかります。スクリーンショットがあるのでそこを見ながら作業すれば確認できるはずです。

ちょっと迷ったのは「Hit filtered out」という文言がどこにかかれているのかでしたが、一例としては以下の流れで確認できました。

  1. 「Tag Assistant Recordings」の画面で上部にある「GOOGLE ANALYTICS REPORT」のタブをクリック
  2. 少し下にスクロールして「Flow」を探す
  3. 「Page load 1:」のところをクリックで開く
  4. 「2 Hits for property」のところの「Hit:1」を開く
  5. 「Mutations」に「Hit filtered out」が確認できる

1の「GOOGLE ANALYTICS REPORT」ですが、ヘルプとはデザインが違っているのとタブに見えないのとでここもわかりにくいかもしれません。初期状態では「TAG ASSISTANT REPORT」が選択されているので、それを「GOOGLE ANALYTICS REPORT」に切り替える感じです。

参照元の制御

[追記:2012:4.23]
実装されたそうです。詳細は以下記事にて。
リファラスパム用にも使えるのかなと思いますが、そういばGA4にはリファラスパムのアクセスが記録されるのかどうか確認できておらず、そもそも気にしないで良いのかもしれません。

気になる点

  • 表示回数が異様に多い

設置当初、ユーザーが1なのに表示回数が200を超えていました。二重どころか三重四重計測ではと思えるレベルで、ユニバーサルタグや別イベントとの合算を疑いましたがそういう情報は見つからず。

ソースを確認した際に以前別の理由でタグをheadの上の方に避けていたことを思い出し、headの終了タグ直前に戻したところ、かなりましになりました。

現在でも60や50というのがまだいくつかあります。外部リンクが多い記事なので行ったり来たりで増えることはあると思いますから、恐らくそれかなとは思いますが…。現在様子見中です。

タグの設置位置が原因で異様な数がヒットする理由は不明です。設置位置が原因ではない可能性もありえますし。
なお表示回数に関しては以下がヘルプの内容となります。

page_view(ウェブ)
ページが読み込まれるたび、またはアクティブなサイトによって閲覧履歴のステータスが変更されるたび
測定機能の強化経由でデフォルトで収集されます。

この説明ですとJSで履歴を操作するタイプの動作が存在していれば、何らかの問題が起きてヒット数が増えるのかもしれません。SPA(Single Page Application)のようなタイプであれば原因として検討できるかもしれませんが、今回はWPのサイトなのでそれも考えにくく。
プラグインがそういう操作をしている可能性はありましたが、全停止しても改善しなかったので除外できそうです。同じく自作のためJSを把握しているテーマは除外。WP自体が原因の可能性もありますが、影響がないかほぼ見られないページもあることから一応除外しています。

結び

表示回数の原因特定のためにDebugViewが見たかったのですがそこはいまだに見れていません。タグマネのプレビューを使ってもChromeのアドオンを使っても何も表示されず。

タグマネの方で発火自体は確認できますからとりあえずそちらで代用中です。ただ自分で見ますと特におかしな発火もなく現在お手上げですが。

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