私的に素晴らしいと思った歯科関連のサイト

個人的に良いなと思うサイト
個人的に良いなと思うサイト

個人的に、だけど客観的にも良いと思うサイトについて考えてみます。
WEBサイトは数あれど、個人個人が良いと感じるサイトは様々です。
閲覧者の目的や各サイトの趣旨が様々なので、当然のことと言えます。

ですが、客観的に見て「これはいい」と思うサイトもあることも確かです。
(主観にまみれた客観であれ)
実例として、そんなサイトを1つご紹介します。
デザインや技術ではなく、サイトのコンセプトやコンテンツの質から選びました。

ユーザーのために有益なコンテンツで、かつSEO的な意味でも強力なコンテンツで、かつ効果的なユーザー参加型のサイトの恒例ではないでしょうか?いつリンク評価が無効にされてコンテンツのコピー部分が削除されるのか、と震えて眠る方には参考になるかと思います。

もちろん、SEOよりでなくてごく普通に有益なコンテンツを作りたいという方にも参考になるはずです。

良いと思うサイト。

歯科相談掲示板
歯科相談掲示板

では、まず実例としてサイトを挙げます。
そのサイトの名前は、

です。
名前の通り、歯に関するWEBサイトです。
歯は誰しも(入れ歯を含め)持っていますし、非常に身近なテーマです。
かつ、虫歯等の歯のことで悩むことも多く、非常に重要なテーマです。

ネーミングとかデザインとかイロイロ思うところはありますが、そんな物はかすむ程良いとおもったサイトです。

なにが良いのか?

では、何が良いのか?

このサイトでの主体が、歯科医と患者であることです。

掲示板形式をとっており、基本的に歯科医対患者一人です。
何よりもこの医者という専門職の人間と、やり取りが出来ることが最大のメリットです。

病院では聞きたくても聞けない場合が多く、納得しがたい上に不安が拭えないことが多々あります。
そもそも、通院前に自分の状態がわからないという状況自体が不安なものです。
この不安感を取り除く為に、WEBサイトで相談が可能というシステムは、安心感に大きく貢献します。

患者の書き込みに対応した返信をしているのは、ボランティアの歯科医であると記載されています。
実際、何人かを見てみるとちゃんとした歯科医であることがある程度確認できます。
ちなみに、確認方法はiタウンページやWEB上での情報源に複数あたりました。

相談内容が第三者に公開されている点も重要です。
掲示板形式であるため、過去の特定の情報が一連の流れのまま連続してまとまっています。
第三者でも該当の質問さえ探すことが出来れば、十分な情報が得られるでしょう。
加えて、その応答のなかで気にするべき内容や単語がはっきりするメリットもあります。

質問が出来なければ、回答は得られないのです。

上記の点から、利用したいサイトとはどのようなサイトか、明確になると思います。
言わずもがなかもしれませんが。

あえて言えば、

「身近で有益な情報を信頼できる形で提示する」

ということです。
言葉で書くとこうなるのですが、実際にそういうサイトを利用すると得る物は多いはずです。

問題点

根本が有益であるが故に、問題点も根本的な所にあります。
運営側の記述として、返答する歯科医は登録前に審査をしているという記述があります。
これは、当然のことでしょうし、最も重要なところです。

しかし、いくら本物の歯科医でも患部を見ずに適切な返答は出来るはずもありません。
この点はサイトにもしっかり注意書きがされています。

注意書きで喚起されているだけあり、医療分野においてこの種の問題は非常に重要です。
あくまで相談であり、診断ではないのです。
しかし、相談者がその喚起を目に止めない可能性は常にあります。
この点、どれほど注意してもしすぎることはないでしょう。
有益であるが故に、この問題で被害が出た場合は大きな問題となります。

結び

今回取り上げた「歯科相談掲示板 歯チャンネル88」に限らず、上記の用な問題はどのような種類のサービスにおいても言えることだと思います。

WEBサイトは基本的に情報を提示する場所ですが、その情報が重要であればある程裏にはリスクがつきまとうことを理解する必要があります。
その理解無しにサイトに情報を載せることには、大きな潜在的リスクがつきまといます。
顕在化すれば、破滅的です。

リスクマネジメントの点からも、サービスや細かい表記の問題に注力することは大切ではないでしょうか?
尚、ネタ帳さんが似たような状況で気をつけるべき点について書かれています。
とても参考になりますので、一読をおすすめします。

現在でも

と、ここまでの内容が2010年5月29日に投稿した旧ブログの記事です。ほとんど加筆はしていません。
現在、このサイトはちゃんと存在していますし書いた当時からあまり修正の必要がありませんでした。

なお、この記事を執筆時点(2012.4.16)ではどうやらアクセスが集中しているとの事。

経年で事例が蓄積されますし、専門家が発信する情報がサイトの管理者の手をかける事なく増加している訳で、とても強力なサイトになっています。毎日返信や回答がある様ですし情報の鮮度も抜群。
ユーザー参加型の恒例と言えるのではないでしょうか?

重複コンテンツやリンクなどのSEO的調査はしていませんが、この歯医者さんが回答するサイトならばGoogleがどれほどアルゴリズムを変えようともきっと生き残る事でしょう。なにせ「生きたサイト」なのですから。

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