作れはしたものの初見では戸惑ったのでメモとして。
実現したいこと
- Shopify FlowでOmnisendにイベントを渡すために、Omninsendeカスタムイベントの「Event ID」を取得したい
参考資料
内容的には上記ページの通りなのですが、実際に操作しないと半信半疑になるかもしれません。
カスタムイベントID手順
- Omnisendのダッシュボードに入り、画面右上のアカウント名をクリックし、「Store settings」 をクリック
- 「Store settings」ページに移動後、左サイドバー下部の「API keys」をクリック
- 「API keys」ページに移動後、「Create API key」ボタンをクリックし、名称や権限などを設定し、「Create API」をクリック
- API keyが表示されるのでコピー(このタイミングでしか確認できないと思われるので忘れないように)して、×ボタンで閉じる
- 「API keys」ページに戻るので、左サイドバー下部の「Custom events」をクリック
- 「Custom events」ページに移動後、「Create custom event」ボタンをクリック
- APIのドキュメントページ移動するので、右サイドの「AUTHORIZATION」の「Header」にコピーしていたAPI keyを入れる
- ページ中央の「BODY PARAMS」内に値を入力(恐らくemaileとphoneは仮のもので良い)
- 右サイドの「CURL」の下部にある「Try It!」ボタンをクリック
- 「CURL」の下にある「RESPONSE」が204で「No Content」となっているか確認
- Omnisendダッシュボードの「Custom events」に戻ると、カスタムイベントの「EVENT NAME」と「EVENT ID」が追加されている
上記で戸惑うのは、「Create custom event」ボタンをクリックした後です。
APIのドキュメントでよくあるページに移動して、実際に試すとカスタムイベントが追加される形であり、ページの移動も何らかの通知もありません。
Shopify Flowとの接続
ShopifyにOminisendのアプリを入れればFlowで使えるアクションが2つ追加されますが、「Track an event」の方を選び、前項で取得した「Event ID」を「Event ID」に入れます。
なお、「Customer email address」などの顧客情報はOmnisendアクションの前に実行するトリガーやアクション次第で変わるので、適宜ドキュメントを見るなどして書く必要があります。
Customerオブジェクトが取れているなら、{{customer.email}}ですし、getCustomerDataで値を取ったなら{{getCustomerDataForeachitem.email}}になると思います。
Omnisendのカスタムイベント使用時の留意点
Note! Automation workflows based on custom events will send messages to unsubscribed contacts. If you don’t want to send messages to unsubscribed, make sure to add an Audience filter to exclude unsubscribers (Segment is NOT unsubscribers). Also, add an exit condition ‘Contact enters a segment – Unsubscribers’. So, if anybody unsubscribes while in this workflow will exit it immediately.
上記に書かれているようにカスタムイベントを使ったワークフローの場合は、Shopify側で顧客がメールマーティングに同意していなくとも送信できてしまいます。
そのため同意していない顧客を除外した方が良い可能性が高いと思います。
方法としては「同意していない顧客のセグメントを作り、そのセグメントに属していなければワークフローの対象とする」という設定を行いますが、具体的な設定は以下が参考になります。
ただし、「Subscription status」が「Unsubscribed」のみだと「同意していたが拒否した顧客」だけが対象となるため、「Non-subscribed」の条件も追加して「元々拒否していた顧客」も除外する方が良いかなと思います。
結び
初回はかなり戸惑いました。
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