WordPressでユーザー権限の注意点:メモ

権限の上下関係。
権限の上下関係。

なんだか忘れそうなのでメモとして。

WordPressでサイトを構築する際に管理者権限で全て作ってしまう時に起る問題について少々。まぁ、気にしておけばいいだけですし、うっかりミスと焦りやすい状況になると混乱するかもといった程度です。

この記事の内容はWordPressのCodexに記載されている事柄ですので、基本的な情報でしかありません。ので、記事内に張ったCodexへのリンクをたどりそちらを読まれることをお勧めします。

ユーザーの種類

WordPressにはデフォルトで以下のユーザー権限が用意されています。

  • 管理者
  • 編集者
  • 投稿者
  • 寄稿者
  • 購読者

これらそれぞれに管理画面(ダッシュボード)内でできることが決まっています。詳細は以下のリンク先をご覧下さい。

ユーザーの権限

既に書いてしまっていますが、ユーザーの種類ごとにできることが決まっています。ぞれぞれに権限の範囲があるということですね。しかし、この範囲は単に「できる事」だけを表しているわけではありません。通常であればできる事でも、できない場合があります。

具体的に言えば、管理者が投降した記事や個別ページは、下位のユーザーが持つ権限では編集ができません。サイト構築時に管理者権限で作成した個別ページを編集者権限で編集しようとしてもできない訳です。

もちろん、編集者権限で作成されたページは編集者も編集可能です。「編集者だから記事もページも編集できる」というだけではなく「上位権限の管理者ユーザーが作っていない記事やページなら編集者でも編集できる」となります。

この件に関しては、前段で参照としてあげましたリンク先にちゃんと書かれています。その部分のみを引用しますと…

一般的に、ユーザレベルに応じて自分より下位レベルのユーザの投稿を編集・公開できます。

となります。

解決策

解決策を書く必要すらないとは思いますが、自戒を込めて。

管理者で投降した記事やページは、「作成者」を管理者から対象としたいユーザーの種類に変えればOKです。

なお、この方法であれば編集者でも特定のページのみを編集できるようにさせることが簡単にできます。まぁ特殊な状況でしょうが、何かに使えるか…かもしれません。

結び

ユーザーの種類と権限を理解していれば問題ない話なのですが、うっかり処理を忘れてレクチャー開始となると焦ってしまうこともありまして。

忘れないように記事にした次第です。この記事が役に立つ人がどれだけいるのやら…。

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