作業時によく使っているFireworks。
現在はMacにてcs6を使用していますが、このバージョンを含めて強制終了しやすいソフトです。
原因と対応は検索すればイロイロとでてくるかと思いますので、この記事ではあまりその部分には触れません。改めて書くこともあまりありませんので…。
ですので、今回の記事は原因ではなく個人的に「コレがでたら落ちる!」といういくつかの前兆をまとめてみました。
Fireworksが落ちる前兆
個人的にFireworksが落ちる前兆としてとらえているのが以下の症状です。
- ページの切り替えの際に「マスターページではない」というような警告が出る
- ベクトルパスツールで太い線をつかうと処理落ちしたり固まる
- スポイトツールで色を拾ったら画面が真っ白になる
- 保存時に「内部エラーが発生しました」とエラーが出る
- 要素を矢印キーで移動した際にPC自体が固まる
基本的にはメモリーをくう動作や容量の大きなデータを操作する場合に起こるようですが、マスターページやスポイトは症状がでた段階であれば保存が可能であり、強制終了に備えることができるのでまだましです。ベクトルパスツールは、そもそも「あまり使わない方が無難」という認識でよいかと思います。内部エラーは致命的な場合もありますが、対処法(ヒストリーの削除など)が効く場合もありますのでまだ望みはあります。
問題は要素の矢印キーでの移動です。この症状がでるとそのまま落ちます…。これが発生したら、私は100%諦めます。落ちなかったことがありませんから。回避策は単純で、まとめて動かす要素の量を調整するかマウスのドラッグで動かすかすれば回避できるのですが、個人的にはよく使うどうさなのでうっかりということがまだたまにあります。
「ファイルが使用中のため保存できません」
正確なアラートを思い出せないのですが、保存時に「ファイルが使用中のため保存できません」のようなアラートがでることがあります。大抵は2,3回保存をすると成功するのですが…。
このエラーが出た時には、そのファイルの存在するフォルダに「0000002」のような一時ファイルが残っていることがほとんどでした。このファイルを削除するエラーもなく保存ができます。削除せずに保存に成功した場合は「0000003」というファイルができてから、保存完了後に「0000002」と共に消える様子を見ることができます。
なお、デスクトップ上のFireworksファイル保存時に「0000002」ができてそのまま残ることがありますが、この場合は「0000002」を任意に削除することはできませんでした。PC自体を再起動した場合には消えてくれますが、それ以外では移動も削除もきかず。以前には適当なフォルダーに移動してからであれば削除できた覚えもあるのですが…。毎回可能なわけではない模様です。
メモリ以外の問題
強制終了に限らないのですが、Fireworksでの問題の原因は、メモリを除けばフォントに問題があることが大半のようです。
以前Adobeのサポートに電話で相談したことがあるのですが、その際にもフォントが原因である可能性を挙げておられました。プリインストールされているフォントは基本的に問題がないようですが、後から入れたフォントが原因でFireworksに不具合がでるとのことです。
フォントが原因でFireworksのソフトが立ち上がらなくなったことが実際にありましたので、フォントに関しては慎重になってしまいます。追加でインストールした直後に症状がでるわけではなく何かの拍子にという曖昧な状況になるようで、危険なフォントが決まっているわけでもないそうです。
結び
Fireworksは、ワークスペース下部の操作パネルで大抵の操作が行えるので個人的には使いやすいツールであり、使用頻度が高いソフトです。それ故に不具合に遭遇する数も多く、よく泣かされています。
cs6以上がでることはなさそうですが、使える限りは仲良くつかっていければなと思います。
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