Shopifyの Product Filter & Search に関して

窓辺

Shopify の アプリの1つ、Product Filter & Search に関してのメモ。

概要

パートナー向けアプリではありませんが、試用期間があるせいなのかパートナーサイトでもインストールできます。

質問などはメール対応のみのため、チャットに比べると多少時間がかかりますが、質問にはしっかりと答えてくれます。

後述しますが、質問したらテーマファイルを調査の上で必要な記述を追加してくれる場合もあります。

調べたことなど

絞り込み用のレンジスライダー
  • 「価格」以外でレンジスライダーは使えない
  • サポートから依頼すれば有料でカスタマイズしてもらえる(高額では無い)

レンジスライダーというのは、つまみを左右にスライドさせて数値を変化させて作る以下のようなUI。

0100

バリエーションやカスタムフィールドの値として数値を設定した際、価格以外にもレンジスライダーを使いたい場合があるが、デフォルトでは実現不可。

有料対応でなら実現可能。具体的な料金に関しては公表されていないようなので(どこかにあるかも)、ここでは記載しない。

絞り込み検索画面の上部がでもサイトと違う場合の対応
  • Debut や Simple を初期状態で使い、Product Filter & Search を入れても、上部の状態がデモサイトと同じにならない
  • 具体的には、”view as”のボタンがなく(グリッドとリストの表示切り替えボタン)、商品点数と並び替えプルダウンの位置が逆になっている
  • こうなる理由は不明

上記の問題をサポートに問い合わせたところ、コラボレーターのアカウントの申請があり、実際に内部を調査して表示させてもらえた。

コードを見ると、おそらく以下のパーツに差し替えたか追加したのではと思われるが、他にもいろいろ修正されている可能性も否めない(未調査)。


<div class="filters-toolbar-wrapper">
  <div class="page-width">
    <div class="filters-toolbar">
      <div class="filters-toolbar__item">
        <div id="bc-sf-filter-top-display-type">{% include 'bc-sf-filter-skeleton', width: 3 %}</div>
      </div>

      <div class="filters-toolbar__item filters-toolbar__item--count">
        <span class="filters-toolbar__product-count" id="bc-sf-filter-total-product">{% include 'bc-sf-filter-skeleton', width: 2 %}</span>
      </div>

      {% if section.settings.sort_enable %}
      <div class="filters-toolbar__item text-right" id="bc-sf-filter-top-sorting">{% include 'bc-sf-filter-skeleton', width: 3 %}</div>
      {% endif %}
    </div>
  </div>
</div>

理解するために自分でどうにかしようとするならいいが、そうでないなら素直にサポートに依頼した方が早くて安全で確実。

初期状態では商品のバリエーションのカスタムフィールドを用いることができない
  • 商品自体につけるカスタムフィールドは、検索項目として利用できる
  • 商品のバリエーションにつけるカスタムフィールドは、検索項目として利用できない
  • 利用するにはアプリ開発会社に依頼して作業をしてもらう必要がある

問い合わせた段階では費用は不明。
返信内容のニュアンスからは無料の印象もあるが、適宜確認のこと。

初期状態では6つ以上カスタムフィールドを用いることができない
  • 初期状態で追加できるカスタムフィールドの数は5つまで
  • 6つ以上必要な場合は、アプリ開発会社に依頼して作業をしてもらう必要がある

問い合わせた段階では費用は不明。
作業内容次第で費用が変わるという返答はあり。

結び

絞り込み検索用アプリとして、もう一つの候補だった Ultimate Product Filter+Search の方を採用することにはなりましたが、こちらを選んでも問題なく使えると思います。

ただし、初期状態では商品のバリエーションにつけるカスタムフィールドが使用できなかったり、追加できる数に上限があるなど、やや機能を制限したアプリに感じます。

アプリ開発会社とやり取りすれば迅速に機能を増やせると思われるので、大きな問題とは言えませんが。

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