Shopify のフォーラムで気になる事柄の個人的メモ

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タイトルの通りのメモです。後から検索できなくはないですが、何があったかということ自体を忘れると検索できないので、一覧で見られるようにしたいなと。

前提

気になるフォーラムの回答

後でカテゴライズする予定ではありますがとりあえず適当に並べています。

[質問]Billing APIを使用して料金を請求 | NodeやReactでShopify アプリを構築する

下記の動画でお使いのチュートリアルや課金の実装について解説していますので、ご確認ください。
https://www.youtube.com/watch?v=QZ16h6PlGIU&list=PLkR3LRtxAZfod8TvcsKU7IEWeAO5fhcOe&index=2
https://www.youtube.com/watch?v=zheGg4mt39c&list=PLkR3LRtxAZfod8TvcsKU7IEWeAO5fhcOe&index=4

チュートリアルの内容は、我々のコマンドラインツールで吐き出すものと同じですので、簡単に実装されたい場合は、以下のApp CLIのブログをもとにコマンドラインで作られると良いかと思います。
https://www.shopify.jp/blog/partner-cli-tool
なお、共有した動画は再生リストになっているので、初めから参照されると、このNode+Reactを使わない、根本的な部分の理解の助けになるような内容になっているのでご参照ください。
(少々長いですが、2倍速ぐらいで見られても支障ないと思います)。
https://www.youtube.com/watch?v=2zDFNS6r1aQ&list=PLkR3LRtxAZfod8TvcsKU7IEWeAO5fhcOe

APIやアプリに関してのTIPS。コーディングの動画資料は苦手であまり見ていないがそうもいかない。

[質問]会員専用サイト化と、存在チェックできるテキストフィールドが追加できるアプリを教えてください

Privare appかcustom appでマスターデータを参照するプログラムを作って、会員登録画面にJavaScriptを挿入して、入力されたコードをinputにしてそのプログラムのサーバーにアクセスして存在しなければエラーを出す(よくある、利用可能なIDチェックのような仕組み)という処理を入れることで可能かと思います。
普通にウェブページから、外部サイトにJSでhttpアクセスすると、cross-origin の制約に引っかかりますので、上記サーバーをショップのドメイン配下に置くか、パートナーダッシュボードから作れるcustom appでapp proxyを使うか、サーバー側にCORS対応を施すことになるかと思います。

APIやアプリに関してのTIPS。アプリのサーバーをどこに置くかとか、CORS対応とか、その辺大事。

[質問] Amazon Pay 決済トラブルについて

Amazon Payの設定の際に
https://commerce-media.info/blogs/ec/shopify-amazonpay
こちらの特に
STEP5 : Shopifyチェックアウト設定の変更

これなんですが、姓名だけじゃなくて、住所2も必須にするとエラーになります。必須にする場合はかなり詳しく調査が必要な感じがしました。
恐ろしいと思うのは、住所2を必須にしていてもamazonpayで決済できてしまう人もいるので、非常に気がつきにくいという点です。恐らく、もともとamazonに登録されている場合は良いのですが、それがない場合の人だけエラーになるので、テスト購入しようとした人がエラーの対象になっていないと気がつかないかもしれないです。

外部決済との連結は問題発生の可能性が多い模様。問題にぶつかった経験がないと回避もできないように思う。当然ながら外部の方が仕様変更するとさらに問題が発生する可能性は高く、今後もこういった問題を抱えて運用していくことになると思われる。

[質問]関税について

下記のリンクの説明にもある通り、関税の支払いは配送業者のオプションなどを利用して発送元が支払う事が可能ですが一般的にはお客様側で支払う事が多いように思います。(現地で配送の際にお客様が関税を徴収される。)
https://help.shopify.com/ja/manual/cross-border/duties
HSコードは入力しておく事で、EMSの送り状ラベルにも印刷され、税関職員がそのコードに紐づいた関税を徴収する事ができます。
(税関の手間を少なくすると言う事ですね。)HSコードが未記入の場合は、通関に時間がかかる事もあるので記入しておく事をおすすめします。
https://www.post.japanpost.jp/int/question/120.html
関税を事業者側が支払う、お客様が支払うはあくまで事業者様の考えで、HSコードを未記入だからと行って発送元の負担になるという事ではございません。

税務関係もドキュメントがある。見てなかった。

[質問]アカウント情報が配送先情報に上書きされてしまう

Shopifyの顧客情報にその顧客の住所というのは存在しません。
管理画面から顧客情報を作るときに住所を登録できますが、作成後に招待メールを送ってユーザーがパスワード設定してショップにログインするとその住所がデフォルト住所として使われ、そのまま配送先兼請求先住所として使われます(請求先は最後の支払い画面で変更できますが)。次回以降、別の住所と請求先を使えば、それが最新として表示されるのみです。
メールや氏名などの顧客情報が親データで、そこに配送先と請求先がセットで子のデータとして紐づく形です。

日本のEC(に限るかわからないが)とは違う非常に重要な点。ユーザーアカウント情報として必須の項目に住所がなく、住所を追加したとしてもあくまで配送先の一つとなる。他のECのようにするにはアプリなどを使ってできたかと思うが要確認(見間違えかも)。メタフィールドに住所入れれば良いだけかもしれないがやっぱり要確認。

Shopifyの「顧客情報」と「配送先」のデータの持ち方は、Amazonと同じだと思っています。
Amazonでいう「アドレス帳」が、Shopifyでいう「配送先」。
どちらも複数の配送先を登録できます。

Amazonの仕様との類似性の指摘はとても分かりやすく、自分が質問を受けた際にはこの方向で話ができればと思った。

なお、件名がほぼ同じで、内容と質問者が全く同じ質問がなぜ2つあるのかは不明。間違ったカテゴリに書いたことに気がついて別のカテゴリに再投稿し、元の投稿が消せずに残るというのはありえるが…。他の投稿者でもこの状態を見かけたことはあるので、何かそういう投稿ルール的なものがあるのだろうか?

[質問]独自セクションの作り方について

セクションを作るには、Liquidで、schema などを定義する必要があります。
以下のブログや動画で説明していますので、参考にしていただければと思います。
https://www.shopify.jp/blog/partner-shopify-app-developmenthttps://www.youtube.com/watch?v=xgPrMP48W-M&list=PLkR3LRtxAZfod8TvcsKU7IEWeAO5fhcOe&index=3
以下のパートナーさんのブログも参考になるかと思います。
https://note.com/osamuiwasaki/n/n1c8813bab083?magazine_key=md50dbab851c4https://taka-forward.com/shopify-howtostudy-2006/

セクションは作れると幅が広がる。デフォルト値を考えて作っておけば他のストアにも使いまわしやすいはず。とはいえ学ぶには無料テーマの中を見て実際に動いているセクションを弄るのが早いかもしれないが。

[質問]決済方法を限定してクーポンを発行することはできますでしょうか。

決済方法による出し分けはできません。

決済方法による何らかの分岐は作れない模様。

[質問]OrderのWebhookでDraft Orderを識別する方法について

draft order のeventではダメでしょうか?

https://shopify.dev/docs/admin-api/rest/reference/events/webhook#events-2019-10
statusの部分で判別できるかと思います。
https://shopify.dev/docs/admin-api/graphql/reference/object/draftorder

[質問]Shopify とGoogle広告を連携した後のコンバージョン計測設定方法について教えて下さい。

表題の件、下記URLに記載されていた方法を試しましたが、Google広告上で計測が未だにできません。
https://community.shopify.com/c/%E6%8A%80%E8%A1%93%E7%9A%84%E3%81%AAQ-A/Basic-Shopify%E3%81%A7Google…

Google販売チャネルの設定については下記をご覧ください。
https://help.shopify.com/ja/manual/promoting-marketing/create-marketing/google/setup
Googleのコンバージョン計測のみでしたら、上記のチャネルアプリは必要ありません。

計測に関する話はどんどん面倒になっていくと思われるので、都度確認。タグマネージャーでどうにかできるかもしれないがその点要確認。

[質問]外部ドメインからのカート追加

いわゆるヘッドレスコマースのアプローチで、storefront APIを使えばできるのですが、storefront APIを使うには、アプリを販売チャネル化することが必要で、これはcustom appではできません。
アプリストアに公開するpublic appか、マーチャントが自身で作るprivarte appになります。
https://shopify.github.io/js-buy-sdk/
https://shopify.dev/docs/storefront-api

いろいろ複雑な模様。アプリ作れないと理解できない。

[質問]コレクション内での検索窓を設置

テーマで新規に検索ページを作るか、既存ページに検索窓を追加して、クエリーのGETパラメータからキーワードを取得し、Liquidでは、毎回全件コレクションを取得してループ内で1件ずつチェックするか、filterを使ってfor 分で絞る方法で可能かと思います。
https://shopify.github.io/liquid-code-examples/example/collection-list
https://shopify.dev/docs/themes/liquid/reference/filters/array-filters#where
ただし、Liquidはサーバーサイドでストアフロントの表示前にコンパイルされるものなので、クエリパラメータを受け取るには以下のようなHackyな方法になります。
https://freakdesign.com.au/blogs/news/get-the-url-querystring-values-with-liquid-in-shopify
個人的には、パートナーアカウントからCustom appを作って、APIを使って検索をして、テーマからはapp proxyを使ってデータをやり取りするか、マーチャントアカウントで完結させる場合は、private appを作って、そのアプリをホストするサーバーでAPIを読んで、テーマから外部参照できるように、ショップのドメイン配下におくか、CORS対応をして別ドメインから呼びさせるようにする方が確実かと思います。

絞り込み検索アプリがあるのでそれを使えば解決という気はするが、自作するとかなり大変そう。絞り込み検索アプリの挙動をみるとほぼJSで構築して動作させる必要がありそうで、そういった方面のJSのスキルも必須ではと。

[質問]連続キャンセルするお客様に購入制限をかける方法

以下の英語のコミュニティからリンクされている、Fraud Filter という種類のアプリを入れれば可能かと思います。
https://community.shopify.com/c/Shopify-Discussion/Blocking-Blacklisting-Customers/td-p/559762
日本のパートナーさんも同様の不正対策アプリをリリースされています。
https://apps.shopify.com/beacon?locale=ja

不正対策アプリはそれなりにある模様。自分で探した時には見つからなかったので探し方の修正が必要。

[質問]通常の自動割引とカゴ落ち対策の自動割引を設定した場合、どちらが適用されるのでしょうか?

検証していませんが、一回の購入で2つのクーポンは適用されませんが、かご落ちでマニュアルでクーポンコードを送った場合は、両方か最後のものが適用されるのではと思います。

実際にどうかは不明なので必要な事態になったら要検証。

[質問]ShopifyのカタログがInstagramに「ショッピング用に選択されたドメインを使用していません」と表示され商品タグが付けれなくなりました。

今回私の問題の原因は、Shopifyの初期ドメイン(○○○.myshopify.com)の状態でInstagramを繋いでしまい、ショップタグの認証まで済まし、
その後にメインのドメイン(○○○.com)をShopifyに繋げたため、Instagram側が登録したドメインと違うドメインなので弾かれた事がわかりました。
で、Instagram側は認証したドメインを変更してくれないという事です。

上記が原因とのこと。Instagramとの連携では手順を間違えると致命的な模様。ユーザー側では修正できず、Facebook側はInstagramに投げるだけで、Instagram側は対応不可。これらはShopifyに原因があるということではなくInstagramとFacebookが問題を放置したまま改善していないという状態。

以下は関連補足情報。

https://business.facebook.com/settings/owned-domains
Facebookビジネスマネージャーのこちらのページでドメインの認証が可能かと思います

どうやら、facebook と instagram の問題の可能性もありますね。
https://www.google.com/search?q=Facebook+instagram+%E3…

英語では上記の長ーいスレッドが参考になる可能性あり。解決したという方が行った方法などが書かれている。とはえいやはりShopifyやストア側の単独でどうとかではなく、Facebookのサポートが必須であることに変わりはなさそう。

  • https://ec.frontier-trade.jp/basic/shopify-basic/facebook-instagram202009/

[質問]Googleアナリティクスのタグを貼ってもエラーになる

画面を拝見する限りでは、ウェブ用のコードではなく「アプリとウェブ」用のコードのようです。
Shopifyのエラー文は「UA-から始まるトラッキングIDが含まれていない」(正しくありません)となっていますので、恐らくウェブ用のアナリティクスタグを用意する必要があると思います。
詳しくは下記のページをご覧ください。
トラッキングIDで「UA」から始まるものではなく「G」から始まるものが発行されます。 – アナリティクス Community
https://support.google.com/analytics/thread/77485494?hl=ja

GA4(Google アナリティクス 4)に関しては以下を参照のこと。

2010.11現在まだまだ構築中という感じで、GA4のみを本番で使うようなことは避けた方がよい模様。可能なら現在のGAとGA4を併用し今後に備えるのがよいとは思うが、併用することで起こる問題もあるとみたので(チラッとみた該当のツイート探し出せず)、Shopifyで実行できるようになったとしてもその段階で調査は必須。

[質問]Shopifyペイメントでの注文キャンセルについて

ペイアウトとはShopifyが保有しているストアの売り上げのことです。返金をされる際にはアカウント登録者の銀行口座ではなく、保有中のペイアウトより引かれます。

日本語版のヘルプドキュメントが公開されましたのでもし良ければご覧下さい!
Shopifyペイメント:https://beta.help.shopify.com/ja/manual/payments/shopify-payments/faq
払い戻し・キャンセル:https://beta.help.shopify.com/ja/manual/orders/refund-cancel-order

返金時にどこからお金が出ているのかの説明。追加質問の返答内容が気になる。日本だとどうなのか。

[質問]Shopify API を利用して Shopify POS のカートへ商品を追加する方法について

単に商品をカートに追加するだけであれば、AppBridgeの以下を利用すれば可能のように思います。
https://shopify.dev/tools/app-bridge/actions/cart#add-line-item

POSは全く見ていないので今後のために。上記以外の内容も重要で、目的による手段の詰め方の参考に。

[質問]海外専門サイトでの税金の設定

Shopify的な観点ではなく、貿易実務を行っている側からの意見ですが、「請求なし」で問題有りません。

詳細はフォーラムの該当スレッドで。理由なども簡潔に書かれていて参考になる。

[質問]KOMOJUを利用した際の手数料につきまして

> Shopifyペイメントを有効にしていればKOMOJUの決済手数料以外はかからないという認識で間違いないでしょうか?
はい、そうなります。

[質問]Xを購入してYをゲットのディスカウントにおいて、Yを自動でカートに入れることはできないでしょうか

それでしたら、以下のAjax APIはいかがでしょうか?
https://shopify.dev/docs/themes/ajax-api/reference/cart
このJSをテーマから呼び出すとJavaScriptでカート追加できるので、Xをカートに入れたタイミングでYもカートに入れるコードが書けると思います。

質問を見た際に英語フォーラムを検索したりして調べた覚えがあるが、その際の回答としては「XとYのセット商品を作って新たに登録する」という形のものだった。ただそれではおそらく要望の動作ではなかったと思われる。
JSで商品追加できるなら確かにその方が良い。反面、どちらにせよ要望の形だと客が調節操作せずに商品がカートに入るわけで、初見では驚かれる?そうでもない?

[質問]Shopifyペイメントのテストモードが無効化できなくなりました。

どうやら他の出店者さんにも同様の現象が確認されている様子で、現在担当部署の方で原因究明を急いでいるそうです。

2020.11時点でのお話。具体的な話はフォーラムのスレッドを参照のこと。
同様の症状がある場合はサポートに連絡するぐらいしかないかも。

[追記:2020.11.18]
解決済みとのこと。

[質問]お買上明細のBILL TO (請求先)の氏名が二重表記になってしまう。

これはおそらくAmazon Payで支払った場合に発生するかと思います。Amazon Pay側の氏名がスペースでわかれていない場合に発生することがあります。
請求先住所は決済プロバイダーと共有されるので、後から変更できないので、修正することはできません。
配送先は編集できるので、編集すると明細表の記載も変わるはずです。

修正不可。Shopify側ではどうにもできないので顧客から言われても対応できない。名前関連は「失礼だ!」と気分を害されやすそうなので、せめて明細出力時に操作できるようにして欲しいところ。

[追記:2021.1.29]

こちらの件ですが、元々の原因のAmazon Payで氏名が二重表記になってしまう問題が修正されたようです。
ですので、今後は発生しないかと思います。

同スレッドに上記の書き込みありで解決した模様。

[質問]JSONデータの取得とストアへの反映方法

> どのように価格と割引価格のデータを取得すればいいのか。
APIで両方の価格を取得できます。GraphQLだと以下です。ApolloはNode.jsのGraphQLライブラリなので、共有いただいているCLIで作成したコードの場合は、そのライブラリ経由でGraphQLを呼ぶ必要があります。
GraphQLの場合は、以下のpresentmentPricesで取得できます。
https://shopify.dev/docs/admin-api/graphql/reference/products-and-collections/productvariant#present…
注意点として、APIでは、バリエーションがない商品も、1つのVariantとして参照されるので、ProductVariantの方に詳細データが含まれます。

サーバー上でAPIで計算した結果をテーマ内に表示するのは、app proxyを使って、サーバーの結果をScriptTag APIで挿入したJSからAjax callで呼び出すのが良いと思います。
https://shopify.dev/tutorials/display-dynamic-store-data-with-app-proxies
または、下記のAjax APIを直接呼べば、テーマ内で同じくScriptTagで挿入したJSから、Product の全データ(サーバーのAPIで参照できるデータ)を取得できます。
この場合、GraphQLなどを呼ぶ必要はありません。
https://shopify.dev/docs/themes/ajax-api/reference/product

アプリ作成時のAPIの具体例。

[質問]売上CSVについて

お客様が、Sサイズが欲しかったのに、Mサイズを間違えて購入された場合、注文管理の編集で、Mサイズを削除して、Sサイズを追加します。
管理画面上では、同じ単価の商品を削除して追加なので、売上金額は変わってません。
ところが、売上CSVをダウンロードして確認すると、売上の合計がわかるSubtotalでは削除した方も合計されて表示されます。

上記は質問内容だが、現状ではこの状態が標準である模様。マイページでもそうなるらしいので、続く返答の以下が現状取りうる策?

編集で商品差替えをせずに、一旦注文キャンセルをして整合性をとるように運用でカバーしています。

価格が同じ場合はバリエーションで登録せずに、というのも考えたがこの処理のためにそういう登録の仕方をするのはどうかとも思うので無理か。

[質問]日本の消費税の小数点以下の計算について

税は、一律四捨五入。
ただし、税計算は合計金額に課せられるのではなく、商品ごとに計算されて後で合算されるので、一度に複数商品を買った場合は合計金額の四捨五入と一致しない場合がある。

「商品ごと」ではなく、「小計ごと」になります。

税額がおかしく見える可能性はあるものの、小数点以下の扱いと小計ごとに計算される点から確認すれば仕様通りのはず。

顧客が購入時にこの点が気になった場合は、システムの挙動と、このスレッドにあるような計算式を明示して説明するしかないと思われる。実際問題消費税の扱いは小売店舗でも日常的に発生しているはずで、特に珍しいことでもシステム的な不備でもない。

[質問]アメリカのInternet sales tax(インターネット売上税)について

前提として、ShopifyはeBayやAmazonとは異なりShopify自体が販売事業者としてお客様に商品の販売を行なっていないため、かかる税額分を一括して納税するという仕組みは取っておりません。税金関連の設定を行うセクションや、税金レポートなどの機能は備えておりますが、納税はご利用者様側の責任にてご対応頂く必要がございますため、越境ECでの各種税金のお取り扱いなどの詳細は専門家にお問い合わせ頂きますことをお勧め致します。

上記前提の上で、回答したスタッフの方が独自に調べた情報が記載されている。厳密に言えば各国ごとに調べて税がかかるかどうかを調べる必要がありそう。

しかし実際問題この件を厳密に調べてやれるのだろうか…。少数の国を限定してであれば可能だとは思うが、限定しない場合は可能性のある全世界の国が対象となるわけだし。この辺りは税の専門家に相談しないと解決不可能に思える。

[質問]ライトプランについて

Liteプランではオンラインストアがご利用できないため、オンラインストアを販売チャネルより削除ください。

具体的な手順はフォーラムにて。Shopifyは販売チャネルという形で管理しているが、ここに連動して選べるプランが変わるとは思っていなかった。

この流れであれば、おそらくライトプランにするとオンライストアのチャネルが設定できなくなるのだろうと思われる。

[質問]{{ content_for_index }}はindex.liquid以外にも記述してよいのでしょうか。

仕様上は、indexのみです。
現状は、自由にドラッグアンドドロップでセクションを変更できるのはトップページだけになっております(今後他の部分に拡張される可能性はあります)。

一つのセクションにブロックを複数入れ込めばできるのかなと思っていたが、仕様上は不可とのこと。

[質問]カート画面でポイントを利用する方法

まず、ストアフロント(テーマ側)にだす会員向けUI(大抵は画面のフッターから浮かび上がるポップアップ的なもの)をJavaScriptで実装して、ScriptTag APIでアプリインストール時にタグ挿入(こうするとテーマファイルを汚すことがありません)

上記は一部だが、アプリ実装の具体的な事柄が書かれている。一例ではあるものの、参考にできる現実的な情報ではと思われる。

[質問]Shopify管理画面で「アイテムを削除」「数量を調整」した場合、ユーザー画面>注文履歴画面に反映されない


customer/order.liquidの最初に以下のコードを挿入

{% assign cancelled_subtotal = 0 %}
{% for refund in order.refunds %}
{% for item in refund.refund_line_items %}
{% assign cancelled_subtotal = cancelled_subtotal | plus:item.line_item.price %}
{% endfor %}
{% endfor %}
{% assign final_cancelled_with_tax = cancelled_subtotal| times:1.1 %}
{% assign order_subtotal_with_tax = order.subtotal_price| times:1.1%}
{% assign shipping_with_tax = order.shipping_price| times:1.1%}
{% if final_cancelled_with_tax == order_subtotal_with_tax %}
{% assign final_cancelled_with_tax = final_cancelled_with_tax | plus:shipping_with_tax %}
{% endif %}

{{ order.total_price | money }} を {{ order.total_price | minus:cancelled_subtotal | money }} に置き換え。

上記以外にもサンプルコードあり。この部分は今までさわったことがないので、いまいち範囲が想像できず。
ここを修正する、つまり表示部分だけの問題という理解で良いのかわからないが、内部的に値を書き換える必要がないのならあまり大変でなくて助かる。

Order objectのヘルプにはorder.refundsという記述がないようなので、このあたりも要調査。なおAPIには普通にRefundがある。

[質問]Private appによるStorefront APIを使った独自UI構築のサンプルコード

Storefront APIの使い方サンプルです。販売チャネル用途のPublic appではなくて、マーチャントが自身のストアのUXをカスタマイズするためのPrivate appとして使う用途として作成しています。

質問ではなく、Shopifyの中の人がコードのサンプルを提示しいてる。勉強に使えるはず。

[質問]越境ECについて

多通貨販売についてのご質問となるかと存じますが、スタンダードプラン以上のプランでは、レートの反映は自動レートのみでなく手動レートを選択いただくことも可能です。下記ヘルプセンターも併せてご確認ください。
手動為替レートによる両替

尚、スタンダードプラン以上をご契約の際は国際価格のご利用も可能です。
国際価格

尚、複数通貨で販売に際して返金を行う場合の注意点や為替リスクなどについては、下記のヘルプセンターをご確認頂ければと存じます。
複数通貨で販売する場合の返金

越境EC関連の詳細は、弊社の公式ブログで運営のヒントやアプリなどのご紹介を行なっております。
併せてご確認頂ければと存じます。
Shopify 公式ブログ-越境EC

重要そう。国内販売だけを考えているなら問題は起きないが、越境となると対象国の状況次第で検討しないといけない事柄が一気に増えるので(必要事項×国の数ともいえるため)、こういったあたりの情報は必要になってくるはず。

[質問]同一商品を複数の配送プロファイルに登録できないのでしょうか?

通常配送である条件において重複した配送料金が存在する場合には、配送プロファイル商品と一緒に注文が行われると通常配送料金の最も安い配送料金と配送プロファイル料金が合算されます。

上記ほか、具体的な例を複数挙げての説明があり、送料プロファイル設定時には参考になる内容が記載されている。
特に下記部分は重要かもしれない。想定している動作ならよいがそうではない場合、少なくともデフォルトの送料プロファイルではこれ以外は実現できないことを認識した方がよい。

例)通常配送¥500だが¥3,000以上購入で配送無料、配送プロファイル商品一律¥800で配送設定をなさっている場合

3. 通常商品¥2,500、配送プロファイル商品を¥1,000購入した場合
→¥800(合計注文¥3,000と認識し無料配送+¥800)

[質問]checkout.liquidのデフォルトのソースコードを知りたい

Shopify Plusでしかさわれないcheckout.liquidに関する回答。リンク先で具体的に書かれている。

If you’re working on shop with access it’s pretty easy to create a fresh up to date version. In a theme copy just rename the current file and make a new checkout layout, or delete and make a new one. The file created will be the current version for Plus shops that opt to have checkout.liquid activated.

英語フォーラムでは上記ののように書かれている回答もある。
恐らくJSによる出力に関しての話で、checkout.liquid自体が自動で再作成されるわけではないと思われる。

上記は一部だがヘルプに色々と書かれているので参照すること。

[質問]外部サービスのドメインのSSL

Shopifyストアでは外部サービスにて取得されたSSL証明書をご使用いただけないため、サクラドメインにてSSL更新をしていただく必要はないかと存じます。

おそらく基本的には、SSLの証明書はドメイン管理のシステムではなく、webサイトのデータを持っているサーバーにインストールするものだからこのような回答になるのではと思われる。
例えば、DNSはお名前.comでwebサーバーはXserverという構成の場合、ドメインはお名前.comで取得するが、SSLに関してはXserverでの操作だけ完結していることを考えるとイメージしやすい。
しかし、質問内容に「SSL更新の手続きの案内が来てます。」とあり、ドメイン側でSSLの証明書を契約していたのは確実なので、この辺りはどういうことなのか不明。
以前別の用途で使っていたドメインをShopify用として新たに接続したパターンが考えらるが、そもそもサクラドメインでサーバーとは無関係にSSL証明書を契約できるのか疑問。調べた範囲ではわからず。

補足

[追記:2020.10.28] 本旨ではない以下の部分が目立つようなので後ろに下げました。あと少し追記。

フォーラムですが、2010.10現在、活動されているShopify側の方はほぼ1名です。他に2、3人の方が回答しているのは見ましたが、私が見ている範囲ではかなり少ない状態。

では公式サポートへ質問だとなりますが、2010.10現在で5-10営業日(土日が休みとすれば最低1週間から最大2週間)というECのサポートとは思えない状態で、フォーラムを利用しないと回答を得ることが難しい状態かもしれません。Plusにするなどアップグレードすると変わるかもしれません。というか変わって欲しい。お金を払った人のサポートが厚くなるのはなんら問題とは思いませんし。

もっとも私の経験した範囲では、Liquidによる構築に絞れば以下の方法でほぼ解決可能でしたから、個人的にはそれほど困っていません。

  • 公式ドキュメントを読む
  • ソースコードを読む
  • 英語フォーラムを読む
  • その他英語ページを読む
  • アプリのサポートに相談する

緊急での質問をしたことがないのでどの程度短くなるかはわかりませんが、決済に絡む問題など緊急性の高いものに関する問合せ方法の案内は以下にあります。読みましょう。

英語サポートの利用

Shopifyのサポートチャネル

このページの下に「英語のサポートオプションを表示する」というテキストリンクがあるのでそこをクリックすればShopifyの英語のサポートとチャットでやりとりできます。私はまだ利用したことがないのでどんな感じかはわかりませんが、チャットなのでメールを待つよりは早いはず。

結び

フォーラムは現実に起こっている問題が見られるので、事例集として見ておくと勉強になります。可能ならパートナーやエキスパートの方はもっと参加して欲しいなと思います。各地で盛り上がるのもいいんですが公式のフォーラムの回答者層が薄いので。一応私もパートナー登録はしているので多少回答していますが、運用やAPIやアプリに関しては知見がないのでどうしようもなく。

不正な投稿と判定された場合

フォーラムに回答を書き込む際、たまに不正な投稿として投稿が表示されない場合があります。具体的な原因はわかりませんが、以下かなと考えてはいます。

  • 記載したコードが不正なものと認識された(新規に再投稿で通過できるので可能性低し)
  • 短時間で複数回の修正を行った

表示されない状態は承認待ちか「モデレートされていない投稿」というステータスになるようですが、問題なのはこれを確認できるページへの移動方法がわからない点です。エラーになるとリンクが表示されて移動できますが、探しても他の移動方法がわかりません。

そのためメモとしてURLを記載しておきたいと思います。ログイン状態であれば自分の投稿で表示されてないものが確認できるはずです。

ちなみにモデーレータ解除を依頼すればおそらく審査の上解除してもらえますが、即時ではないので解除までの期間は不明です。

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